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■1981　→　2012 - 2013
■愛知県名古屋市
■用途／住宅
■構造／ＲＣ造11階
　　　　占有面積：56.32㎡

■敷地条件
　商業地域
　防火地域
　景観地区

■内部仕上げ
　床：遮音床改修の上　ウォールナット無垢板張り　蜜蝋ワックス塗り
　壁：珪藻土塗り、一部ＥＰ塗り
　建具：シナ合板フラッシュ、ヒバ材框戸オイルステイン塗り
　家具：ウォールナット無垢板　蜜蝋ワックス塗り
　キッチンカウンター：ウォールナットハギ材　水性ウレタン塗り
　　　　　　　　　　　パイン積層材　オイルステイン塗り
　キッチンシンク：ステンレスシンク／TOYO Kitchen
　厨房機器：ガスレンジ／harman
　　　　　　食洗機／harman　　　　　
　照明：LEK5030、ERX9110S他／遠藤照明
　　
■設備システム
　空調　冷暖房方式　ヒートポンプエアコン　　　　
　給排水　給水方式　公共上水道　
　　　　　排水方式　公共下水道
　給湯　　給湯方式　ガス給湯器

※

拡大マーク付きは全て　撮影：加斗タカオ

　今回の計画では施主が愛用しているウォールナットの家具を
　インテリアの中心にとらえ、断熱性能や遮音性能をＵＰしつつ
　外部とのつながりも改修のポイントとした。
　特に管理組合の規定により改修困難な外部建具（玄関・窓）を
　どのように見せるか検討を重ねた。
　既設サッシは形状的にもすっきりせず、そのままではあまりに
　無骨な印象であったので、室内側に木製の框戸＋既設サッシとの
　間にロールスクリーンを取り付けることで、断熱効果を向上させる
　だけでなく、インテリア的にも統一感が出せるよう框部分を
　ウォールナット色で際立たせ、眼下に広がる公園の緑を積極的に
　取り込めるようなピクチャーウィンドウとした。

■改修前

■解体後

■改修後

■ロールスクリーンによるピクチャーウィンドウの変化